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トラックは運転センスいらない?トラック運転手に向いてる人・向いてない人を解説

この記事でわかること

  1. 運転センスなくてもトラック運転手になれるのか
  2. トラック運転手に向いてる人、向いてない人の特徴
  3. 自分に合ったトラック運転手の働き方

「トラック運転手は運転センスがないとできない」そう考えてる人は多いのではないでしょうか?

たしかに、大きいトラックを運転するのは、大変そうだし、センスがないと難しいイメージがあると思います。

もし事故を起こして、人を大ケガさせてしまったら、最悪ですよね。

結論、トラック運転手に向いてる人であれば、運転センスがなくても大丈夫。

トラックに慣れるまでは上司や先輩が助手席でカバーしてくれるし、センスがなくても、運転スキルが身につけば大丈夫です。

ですが、トラック運転手に向いてない人、トラック運転手はならない方がいいでしょう。

就職したとしても精神的に疲れてしまい、すぐやめてしまう可能性があるので、注意が必要です。

この記事では、トラック歴15年の経験から、トラック運転手の向き不向きについても解説してるので、参考にしてみてくださいね。

 
  
   
    
     
   
   
   

ヒロブ

   

・ドライバー歴15年のプロ 

・管理職兼現役ドライバー
・残業ほぼなしで平均月収50万円

・実体験から記事書いてます

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【センスはいらない】こんな人はトラック運転手に向いてます

1人の時間が好きな人

トラック運転手は、基本的に1人で運転する時間が多いので、1人の時間を楽しめる人に向いている職業です。

1人で仕事をするには、以下のようなメリットがあります。

メリット

  • マイペースに仕事ができる
  • 好きな音楽やラジオを楽しめる
  • 休憩のタイミングを決められる

また、1人でいる時間が長いため、人間関係でのストレスも少ないです。

1人の時間が好きで、黙々と作業をするのが好きなあなたには、トラック運転手は快適でストレスの少ない職業となります。

運転が好きな人

トラック運転手は、運転してる時間が多いので、車の運転好きなあなたには、天職となるでしょう。

ただ、同じトラック運転手でも働き方によって、運転してる時間は大きく変わってきます。

トラック運転手の働き方別の運転時間

運転好きならば、長距離運転手がいいように思えますが、生活バランスをくずしやすい働き方になります。

トラック運転手だからといって、働き方は一つではありません。

あなたの生活スタイルに合った働き方を選び、仕事にすることが大切です。

トラック運転手の働き方は下部をタップで見れます

単純作業ができる人

トラック運転手の仕事は、運転と荷物の積み下ろしがメインになります。

ほとんどの時間が運転、配達の繰り返しなので、単純作業ができる人は、トラック運転手に向いてると言えます。

たとえば、ぼくの1日の仕事の流れは下図にのようになり、荷物の配達が多くの時間を占めます。

トラック運転手の1日

1日の8〜9割は荷物の配達になるので、あきやすい人には向きません。

単純作業を黙々とこなすのができるあなたは、トラック運転手の仕事は快適に感じるでしょう。

体力に自信がある人

トラック運転手は、荷物の積み下ろしはもちろん、運転にも体力を使います。

何を扱うかによって変化はあるものの、体力に自信があるなら、スムーズに仕事をこなせるでしょう。

メリット

  • 働き方の選択肢が多い
  • 件数をこなせる
  • 稼ぎやすい

また、体力があれば、1日に多くの件数をこなすことができるし、長距離運転もできる。

トラック運転手としての働き方も、あなたの生活スタイルに合わせて選ぶことができます。

なので、働き方の選択肢を多い点でも、体力がある人はトラック運転手に向いてるといえます。

時間、ルールを守れる人

トラック運転手は決められた時間通りに配送先に到着し、荷物を届けることが何よりも大切です。

なので、時間やルールを守れる人が、トラック運転手に向いています。

具体的に言うと、トラック運転手は以下のようなルールや時間管理が求められます。

具体例

  • 配送時間:配送先によっては、時間が厳しく制限されてることもあります。なので、時間管理ができないと、時間に遅れ、信頼をなくすことになります。
  • 配送先でのルール:企業などに荷物を届けるときは、配送先でのルールを守る必要があります。荷物の置き方やエレベーターの指定など、細かく決められてるケースも少なくありません。
  • 交通ルール:いくら時間に追われていても、交通ルールは守らなければなりません。事故や渋滞に巻き込まれても対応できるように、事前に十分な準備をする必要があります。

このように、時間やルールを守ることは、トラック運転手に必要な要素になります。

決められた時間に荷物を届ける、この繰り返しが、あなたの評価や信頼を上げてくれます。

自己管理ができる人

トラック運転手は、多くの時間を1人で仕事するため、自己管理能力が問われます。

自己管理ができる人は、効率よく働くことができるので、トラック運転手に向いています。

自己管理具体例

  • 時間管理:指定された時間に荷物を届けるためにも、時間管理ができないといけません。時間を守るには、ルートを効率化し、むだな時間を過ごさないように工夫することが求められます。
  • 体調管理:時間に追われてる職業とはいえ、休憩なしで働き、体を壊してしまっては意味がないですよね。なので、自分の体と相談し、適切なタイミングで休憩をとり、体調管理する必要があります。

トラック運転手は、1人で働く時間が多いので、自由度が高い仕事になります。

ですが、自己管理ができないと、スムーズに仕事を進めていくのは難しいでしょう。

集中力がある人

トラック運転手は、運転する時間が長いので、高い集中力を必要とする仕事です。

また、運転以外にも持続的な集中力を要するシーンはたくさんあります。

トラック運転手の集中力

このように、持続的な集中力がある人は、高いパフォーマンスを発揮できます。

なので、集中力がある人は、トラック運転手に向いてるといえるでしょう。

【離職しやすい】トラック運転手が向いてない人

自分で考えられない

実際の現場では、予定通りに仕事が進まないことも少なくありません。

様々な状況を自分で判断をして、適切な行動をとらなければいけません。

トラック運転手が自分で考えるべきこと (1)

上司や指示書にしたうことは基本ですが、トラック運転手は自分で考え、決めるシーンも多くあります。

なので、「指示がないと動けない」というタイプの人には、トラック運転手はむずかしい仕事になります。

責任感がない人

トラック運転手は、お客さんから預かった大切な荷物をあつかいます。

なので、細かい配慮や意識が求められるため、責任感がない人には向かない仕事といえます。

どんな責任があるの?

  • 荷物を守る責任:お客さんの大切な商品や荷物を運ぶため、壊したり、なくさないよう注意が必要です。
  • 時間を守る責任:時間を守る意識が低いと、お客さんの信頼をなくす原因にもなりかねません。
  • 交通ルールを守る責任:たとえ時間に追われていても、交通ルールは必ず守る必要があります。

このように、荷物の安全やお客さんからの信頼を保つためには、細かい配慮や意識が求められます。

自分の行動に責任を持てない人には、トラック運転手は難しいでしょう。

すぐイライラしてしまう人

トラック運転手は、忍耐力を必要とするシーンが多くあります。

忍耐力がなく、すぐイライラしてしまう人は、仕事に悪影響を与える可能性が高いので、トラック運転手に向いてません。

忍耐力が必要なとき

  • 運転:渋滞や事故に巻き込まれることも少なくありません。このようなトラブルに対して、すぐイライラしてしまう人は危険な運転につながることもあります。
  • 待ち時間:時間通りに着いても、配送先で待たされることもあります。イライラしやすいシーンですが、取引先との関係に悪影響が出ないように、冷静でいる必要があります。
  • 他ドライバーとのトラブル:強引な運転や割り込みに、巻き込まれるときもあります。イライラが原因で争いにならぬよう、冷静に対応しましょう。

時間に追われることも多いので、ついイライラしがちな環境にいることが多いトラック運転手。

ですが、長く働いてくためには、忍耐力をもって、うまくストレスを対処してかなければなりません。

【働き方別】トラック運転手の向き・不向きを解説

ルート配送の向き不向き

ルート配送とは、決まったルートで配送先を定期的に回り、荷物や商品を届ける配送方法のことです。

ルート配送での向き不向きは、下記の図のようになっています。

ルート配送の向き不向き

この中でも単純作業ができるかが、向き不向きに大きく影響してきます。

特にあきっぽい性格だと、長く続けることは難しく、ルート配送には向いてないでしょう。

ですが、ルート配送は、シンプルな仕事が多いので、初心者に向いてる働き方になってます。

ルート配送については、下記の記事で詳しく解説してるので、参考にしてくださいね。

ルート配送きついからやめとけ?楽な理由・仕事内容を歴15年のプロが解説

長距離配送の向き不向き

長距離配送に向いている人には、いくつかの特徴があります。

向いてる人

  • 一人で過ごすのが苦にならない
  • 体力があり、自己管理ができる
  • 集中力と注意力がある
  • 稼ぎたい

この働き方は、長時間運転したい人や、稼ぎたい人に向いてる働き方です。

長距離配送は距離を多く走るので、近場の配送に比べると、給料は高い傾向にあります。

反対に、トラック初心者や、家庭をもってる人には向かない働き方になります。

理由

  • トラック初心者:運転慣れしてない人が、長距離運転すると事故のリスクが大きい
  • 家庭をもってる人:会社によって違うが、家族との時間をとりにくい傾向にあり、すれ違いの生活になりやすい

まとめると、長距離配送は、稼ぐことをメインに考えてるトラック経験者に向いてる働き方になります。

大型運転手の向き不向き

大型トラックは操作がむずかしいので、常に落ちついていて、運転スキルの高い人が向いています。

理由

大型トラックでも、せまい道を通ったりすることも多いので、運転スキルが必要です。

また、トラックが大きいので、事故のリスクも高くなります。

だからこそ、常に落ちついて運転のできる性格の人が適しています。

一方で、大型運転手はトラック初心者には向かない働き方になります。

たとえば、「大型運転手は稼げるから」このような理由で、未経験からなりたい人もいるでしょう。

ですが、大型トラックは運転操作がむずかしく、事故のリスクも高いことからおすすめしません。

まずは、通常のトラック(2トン〜4トン)を経験してから、ステップアップしていくのがベストです。

トラック運転手向いてる人・向いてない人に関する質問

トラック運転手って楽そうだけど、実際はどうなの?

トラック運転手は、楽と感じるか、きつく感じるかはその人によります。

経験からいうと、1人でたんたんと仕事するのが好きなら、楽と感じるでしょう。

運転するだけと思われがちですが、実際はきついシーンも少なくありません・・。

楽かきついかは、下記の記事で詳しく紹介してるので、気になるあなたは参考にしてみてくださいね。

トラック運転手は楽すぎ?きつい?どんな人が向いてるかをプロが解説

トラック運転手で働いてる人ってどんな人が多い?怖いイメージがあるんだけど・・

ぼくも未経験のときは、怖いイメージをもってましたが、実際は違いました。

たしかに、無口だったり、ちょっと話しかけずらい人もいます。

ですが、実際は面倒見がいい人が多く、仲間意識の強い人も多くいます。

なので、トラック運転だからといって、変に気構える必要はないのかなと思います。

一言アドバイス

現役プロドライバー:ヒロブ

トラック運転手に限らず、どんな職種にも怖い人はいる可能性はあります。

ですが、1人の時間が多いトラック運転手は、職場の人といえど合わない日も多々あります。

仮に怖い人が職場にいたとしても、一般の職種に比べれば接触する機会はさほど多くはありません。

研修期間さえ終わってしまえば、関わる人を選んで仕事することも可能です。

まとめ:トラック運転手はセンスがない人でもできる

運転センスはあった方がいいですが、もっと大事なことは向いてるかどうかです。

センスがなくても運転してくなかで、運転スキルが身についてくので、カバーできます。

長距離配送や大型運転手といった働き方も、経験を重ねていけば、誰でもめざせます。

トラック運転手といった働き方に興味があり、向いてる人に当てはまるなら、ぜひチャレンジしてみてくださいね。

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監修者情報

この記事を監修した人

  • 監修者なべけん
  • 新卒でスタッフサービスへ入社。
  • ジョブコーディネーター・無期雇用派遣担当として1,231名以上の雇用創出。
  • 国家資格キャリアコンサルタント(19005362)有資格者でキャリア支援実績112名以上。
  • システムエンジニアとしてプロダクトマネージャーを務める。

2021年に『よちきゃり派遣』を開設し、累計アクセス数は765,395PV以上。また、『PORTキャリア』などの大手メディア7社以上のキャリアコンサルタント監修を務める

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